新たなデリバリーのスタイルとして人気となっているのがウーバーイーツです。
テレワークなどで働き方が変わってきた事で、外食ではなく、テイクアウトやデリバリーを利用する人々が増加しています。ウーバーイーツは、飲食店に代わってデリバリーを行う企業であり、この企業では直接従業員を雇うのではなく、業務委託という形でスタッフを募集しています。iOSやAndroid対応のスマートフォンに専用のアプリをインストールし、無料の会員登録を行う事で、配達員として活動が出来ます。
ウーバーイーツの特徴と仕組みや利用の流れ、どんなメリットがあるのかについて紹介していきます。
ウーバーイーツの特徴
ウーバーイーツは、自社のサービスで宅配をしない飲食店だとしても、ウーバーイーツから注文できます。
そのため、色んなお店の料理をアプリで簡単に注文できるのが魅力で特徴です。
さらに注文をするユーザーのみならず、配達パートナーとして参加できるのが大きな特徴なので、副業としても注目されているのです。そして自転車で配達する配達パートナーは、ウーバーイーツのロゴの入った黒いバックを背負って配達するのが特徴です。
またユーザーであれば、注文アプリをダウンロードし電話番号を登録するだけです。そして届ける先の住所を設定すれば、2回目以降は数回のタップで注文ができ、手軽です。
配達パートナーは、ウーバーイーツの配達パートナーに登録し、本登録するだけで登録が完了します。そのため面接の必要がないので、手軽に始めることができるのが特徴です。またその手軽さが理由で、学生やフリーランスの方から注目を集め、全国では1万5千人以上の配達パートナーが居ると言われています。
件数をこなす事で稼ぐスタイルであり、時間的な拘束が配達をしている時だけですので、短時間だけ仕事をしたいという人には適しています。
ウーバーイーツの仕組みと利用の流れ
ウーバーイーツのサービスは、アプリから簡単に料理を注文することができ、飲食店の出来立ての料理を配達パートナーがユーザーの注文者の元まで届けるフードデリバリーです。
また、注文したあとは3者がお互いを評価し合う仕組みです。そのため、安心で安全なサービスの維持ができると言われています。
そして流れとしては、まず注文者が場所を指定して料理の注文をします。届け先の設定や、代金の決済はアプリ一つで完了するのも特徴です。
次に飲食店パートナーが注文内容を確認して、料理の準備をします。そのあとで料理が出来たら、配達パートナーへと渡します。
配達パートナーは、リクエストの着信を受け、店舗で料理を受け取ります。このとき配達パートナーは、お届け先の位置や配達報酬のリアルタイム表示など、配達に必要な情報がアプリ一つで確認することが可能です。そして受け取った料理を、注文者であるユーザーの住所へと配達するのが主な流れです。
ウーバーイーツのメリット・デメリット
ウーバーイーツのメリット
ウーバーイーツは、ユーザーとなる利用者、飲食店、配達パートナー、それぞれにメリットがあるのが特徴です。
店舗がウーバーイーツを導入するメリットには、加盟店登録することで、簡単に料理を宅配してもらえることです。また、テイクアウト用の容器や端末のデポジットを用意するだけでデリバリーをしてもらるため、初期投資や固定費をかけることなくデリバリーを導入できメリットです。そのため店舗が事業を拡大するための準備手順として、活用することも可能だと言われています。
またウーバーイーツに登録する配達パートナーのメリットとしては、専用アプリを使い好きなときに好きなだけ働くことができるのが良さと言われています。商品を配達するときにも、自転車や原動機付き自転車の登録が可能です。そのため、自転車で配達する方は特に体を動かしながらお金を稼げるメリットがあります。
そしてユーザーとなる利用者のメリットは、家に居るだけで有名店の料理や、話題の店舗の料理を食べることができることです。配達時間についても30分程度と早く、GPS機能で配達パートナーがどこかに居るか確認できるのもメリットの一つだと言われています。また、デリバリーサービスでは最低注文金額というのがありがちではありますが、ウーバーイーツに関してはそれがないので注文者にとってはメリットになると言われています。
ウーバーイーツのデメリット
しかし、いつでも好きな時に働く事が出来る画期的なウーバーイーツのシステムにもデメリットが存在します。
18歳未満の人は、ウーバーイーツの配達員として登録する事が出来ません。学生の場合、身分証として学生証と健康保険証が使えます。ウーバーイーツで配達の仕事をしたい時には、18歳以上になっている必要があります。
ウーバーイーツの配達員は、ウーバーイーツに直接雇用されているのではなく、業務委託という形で仕事を請け負っています。
その為、配達中に何か事故が起こった場合には、労災の対象にはならない事に注意しておく必要があります。また、税金に関しても確定申告をしなければいけないケースも出てきます。会社員は会社で給料を貰うと、会社側が税金を払う為に源泉徴収を行いますが、ウーバーイーツの配達員は業務委託である為、会社員が副業で配達員をして年間20万円以上を超える収入がある場合は確定申告をしなければいけません。
配達員のみの収入の場合は、年間38万円までの基礎控除額があるので、それを超えた時には同じように確定申告をしなければいけません。
以前は配達中に使うバッグは、会員登録をしてから後日支給されていました。保証料として4000円から8000円のデポジット制でしたが、2020年からはAmazonで正規のバッグを4000円で購入する形に変更されました。配達員を辞める際には、このバッグと領収書を提出する事で返金が出来るようになっています。
一方で、業務委託である為、税金や労災関連や使用するバッグ、配達時に使うバイクや自転車などは会員が自分で用意したり、手続きをしたりしなければいけません。アルバイトやパートに比べると、保証がほとんど無い事を踏まえて仕事をしていく必要があります。
まとめ
ウーバーイーツは、色んなお店の料理をアプリで注文できるサービスだと分かりました。
他の副業と比べて融通が効き易いのも配達員の仕事をするメリットです。スマートフォンのアプリをオンラインで接続している間だけ働く事ができ、オフラインの時には活動しない仕組みになっているので、必要に応じて仕事を請け負えるのも魅力でしょう。
ウーバーイーツを利用する飲食店の数は、かなり増えてきているので、効率的に稼ぐルートを確立すれば、短期間でお金を稼いでいく事は十分に可能です。